光無き暗闇の中で・・・――登場人物・団体紹介――
人物
風間友里――吸血族・女性 16歳 嵐属性
黒いロングヘヤ―とダークレッドの瞳をもつ少女。
ダークネスサイドの一人。元は人間族のウィッチ。
とある事件がきっかけで死にそうになったところを、
吸血族になる事で生き長らえた。
冷静沈着だが、少々執念深いところもある。
恐ろしい言葉であろうとも、普通にあっさりと言う。
霧島綾女――人間族・女性 15歳 死属性
ブラウンの髪と左眼がエメラルドグリーン、右眼がダークブルー
というのが印象的な少女である。
ダークネスサイドの一人。
両目の色が違うのは二重人格のせいらしい。
二重人格の原因となったのは彼女の家族が原因である。
内気な性格だが、意思力は強い。
クレムス=アレクサイド――人間族・男性 19歳 氷属性
黒い髪にダークブラウンの瞳をもっている男である。
レベッカの兄。
武器などを持ったしても、ほとんど扱えないが、
魔力はウィザードの中でも飛び出ている。
両親が早くに他界し、妹との二人暮しが長かったせいか、
自然としっかりとした性格になった。
レベッカ=アレクサイド――人間族・女性 14歳 月属性
兄と同じ黒い髪にダークブラウンの瞳を持つ少女。
ただ、瞳に関しては、兄よりかは少々明るい色をしている。
兄も兄で相当な魔力を持っているが、
もうこの年にして、兄の魔力を上回っている。
普段は明るい性格をしているが、それは両親が居ない寂しさを
紛らわせるための虚勢である。
団体
ダークネスサイド
風間と霧島の二人のグループだったが、
のちにクレムスとレベッカも入った影のグループ。
魔女救済活動とも言うべき行動をしている。
が、救済と言っても、話し合いではない。
処刑場に乗り込んでいって、教会側を全滅させたり、
魔女裁判を行う役所に居る者を暗殺したり、
とそんな感じである。
このグループの標語的なものが
「偽の正義をもってウィッチハントを行う者に制裁を」
である。
ここでいう偽の正義とは、魔女だからという理由だけで魔女狩りをする事である。
逆にいえば、魔女が本当に悪巧みをしたならば、別に構わないのである。
だが、今のカルレイン教は前者後者の区別はつけてないし、
後者のような魔女も実際にはほとんど居ない。