設定

 

 

 

 

年代

 

この世界では、理暦(ことわりれき)という呼び方である。

ちなみに、理1年とはエターニティ教団が誕生した年のことである。

(注:月日の数え方は現世界と変わらない。)

 

 

 

 

大陸

 

浮遊大陸・地上大陸・地下大陸の3つがある。

それぞれの大陸で見れば、人種の人数の比の大小はあるが、

基本的に全種族が共存している。

 

 

 

 

 

全ての大陸を合わせると、400以上の国が存在する。

王制を行っている国もあれば、民主主義的なこと行っている国等、政治の在り方は様々である。

また、種族も様々で、ある国ではトップ的な存在であっても、

他国では、迫害される存在であったりする。

よって、国によっては種族に偏りがあったり無かったりである。

 

 

 

 

種族

 

6大種族とされるのが人間族・天使族・悪魔族・吸血族・妖精族・竜人族である。

他の種族も居るが、人数的に多数を占めているので、6大種族と称されている。

また、6大種族を一般に人間や人とひっくるめて呼んでいる。

 

 

 

人間族

 

羽根等を持たない者のことを指す。

魔力等は他種族と比べると低いが(高い人間も居るが・・・)、

武器を扱う能力・精製する能力が長けているために、

他の種族と戦闘になったとしても、生き残ることが出来ている。

6大種族の中でも、最も人数が多い。

 

 

 

天使族

 

鳥の羽根を持つ人間。理想が高い者が多い種族。

人間族と比べれば寿命は長く、悪魔族とほぼ同じである。

基本的に聖眷属だが、時として闇眷属の者もいる。

そして、闇属性の者は堕天使と呼ばれ、天使族から迫害される。

魔力は高いが、武器等を扱う能力はそれほど高くない。

 

 

 

悪魔族

 

蝙蝠の羽根を持つ人間。

悪魔と言うと、害を及ぼすだけの存在のようにも聞こえるが、

決してそうとも限らない。

本能のままに行動をする種族である。

ほとんどが闇眷属で、聖眷属のものは居ないに等しい。

ただ、天使族のように、迫害されたりはしない。

人によって、魔力が高いか、武器等を扱う能力が高いかが、

はっきりとしている。

 

 

 

吸血族

 

人間の血を吸うことで生きる人間。男性は吸血鬼、女性は吸血姫と呼ばれ、大抵秀麗な容姿である。

血を吸った後に、自分の血を与えると、相手は吸血族となり、与えないと吸血族にはならない。

純血の吸血族は人間族と同じ容姿なのだが、

翼を持つ者でも血を吸われれば吸血族になるため、翼を持つ者も居る。

ただ、この種族は全員瞳が紅く、牙(犬歯の意で)が長く鋭い。

魔境と呼ばれる特別な鏡以外はその姿が鏡に映る事は無い。

また、半永久的な命を有するが、心臓を貫かれたり、

ずっと血を吸わないでいたりすると死んで灰と化してしまう。(要は水分不足、個人差がある)

また、陽光に当たるだけでも同じなので、昼に活動は出来ない。

魔力が圧倒的に強いが、他種族から吸血族となった者は生まれながらの者よりかは弱い。

人数は6大種族の中で最も少ない。

 

 

 

妖精族

 

透明の羽根を持つ人間。

人間といっても、身長は大きくても100cmくらいで、常に飛んでいる。

可愛らしい容姿をしているが、他種族に対する警戒心が最も強いため、

ほとんどにおいて姿を消している。

寿命は人間族よりも長いが天使族や悪魔族よりも短い。

魔力が天使族よりも強いが、武器を扱う能力は極端に低い。

 

 

 

竜人族

 

竜の翼を持つ人間。

最も、飛ぶことが得意な種族で、

そのため、自由に飛べない地下世界にはほとんど住まない。

寿命は天使族や悪魔族よりも多少長い。

また、竜と交信できる唯一の種族でもある。

魔力もあり、武器も容易に使いこなす。

 

 

 

 

エターニティ教団

 

ほとんどの人間族の国で国教と指定されている宗教。

この宗教の洗礼を受けられる者は必ず聖眷属の者でなければならない。

よって司祭などは全員聖眷属の者である。

しかし、人間族以外の種族は信仰することは絶対に無い。

また、人間族以外の人間が闇眷属であるのは構わないが、人間族が闇眷属であることが分かると、異端者・魔女とし、

異端審問や魔女裁判にかけて、刑をかす。

刑といってもほとんどが公開処刑である。

 

 

 

 

 

 

魔女狩り(ウィッチハント)

 

闇眷属である者(魔女、ウィッチ)を狩る(ハントする)・捕まえる事である。

基本的にエターニティ教団が行っているが、国が行っている事もある。

これにより捕まったものは上記の通り刑を課される。

また、捕まえたものには多大な報酬があり、それで生活しているものも居る。

 

 何故魔女が教団から恨まれ、魔女狩りが行われるようになったかは、後々短編小説で書きたいと思ってます。

 

 

 

 

ギルド

 

同じ志を持つ者の集まり。

何か物等を生産する場合にギルドが作られるが、

政治団体のようなものもまとめて、ギルドと称されている。

ギルドによっては、種族で分けてる場合もあるが、

そうでないギルドも存在する。

 

 

 

 

魔法

 

ME(魔力によって産み出されたエネルギー、マジックエネルギー)を使い、詠唱をすることで

様々な属性の効果を産み出す。

その効果は攻撃するものから、逆に擁護するもの等、様々である。

強大な力を持つ魔法程、その分詠唱時間が長くなる。

また、その威力は魔力が高いほど強くなり、

MEも魔力が高いほど多くなる。

 

 

 

 

属性

 

人間は大抵、何かしらの属性を有する。

有しない者は無属性となり、魔法を覚えられないが、あまり居ない。

大きくは闇眷属と聖眷属の二つに分類され、さらにそこから個々に分類される。

そして、その個々に上級属性が存在するが、上級属性になれるのは、自分の属性だけで、

さらに相当高い魔力が必要となる。

自分が所属している眷属の魔法なら、自分と違う属性でも覚えられるが、

違う眷属の魔法は覚えられない。

図式化すると下のようになる。(上級は上下で対応している)

 

闇眷属

上級

 

聖眷属  

上級

 

 

 

 

妖術

 

吸血族のみが使う一種の魔法。

なので、MEを使って行う。

魔法と違うのは、どの属性にも属さないこと。

ME自体を使う感じである。

念という考え方が一番近い。